旭川実業敗れる

2003年7月6日
北北海道大会で、今春の選抜大会でイカサマ枠で出場した旭川実業が、昨夏代表の旭川工に3−0で敗れ、姿を消した。

旭川実業といえば95年の夏、甲子園初出場にもかかわらず強豪校を次々と撃破して8強入りし「ミラクル旭実」といわれた。
2回目に出場した99年夏もそつのない野球でベスト16の成績を残した。
飛びぬけた選手はいなかったが、勝負強く結構好きな学校だった。
それだけにイカサマ枠(希望枠)で選抜に出場したのにはガッカリした。

希望枠とは悪名高き“21世紀枠”と同じく、高野連が気に入った学校を強引に選ぶという腐った制度である。
表向きは「補欠校の中で守りのしっかりしたチーム」を基準に選ぶそうだが、実際にはかなり胡散臭い。
その証拠に希望枠で出場した旭川実業は、選抜優勝校の広陵が相手だったとはいえ、エラーはするわ、四球も連発するわで、結局9−1で大敗した。
どう見ても“守りがしっかりしている”とはいえず、かつての粘り強さも全くなかった。
そもそも秋の北海道大会で準優勝校を差し置いて、旭川実業を補欠校にした時点でかなり無理があった。
もちろん旭川実業が悪いのではなく、高野連が100%悪いのだが・・


今年は残念ながら選抜の雪辱を果たすことはできなかったが、
今度出場する時は、イカサマ枠ではなく実力で掴み取ってかつてのように旋風を巻き起こしてほしい。

がんばれ旭実!!

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